開催までの流れ

写真展開催までの流れを説明いたします。
展示準備の参考にして下さい。

1.ギャラリー選び...
大事なポイントは広さ。
作品の数やサイズ、どのように展示するかも考えて、それにあった場所を選びましょう。
壁面展示の場合は壁面長が選ぶ際の目安になるでしょう。
立地も選ぶ際の判断基準になります。自分の作風にあっているか、集まる人の層はどうか、交通の便はどうか等です。
特別な事情が無い限り、一度はギャラリーに足を運び、直接見る事をお勧めします。

2.展示サイズ・額を決める...
ギャラリーが決まったら、次に決めるのは展示方法です。
額装するのか、額装しないのか。
額の種類・加工方法を決めます。
全ての作品を同じサイズで揃える場合は、ギャラリーの壁の長さでサイズは決まってくるかと思います。
サイズに変化を付ける場合は、壁の長さを意識しながらレイアウトを考えサイズを決めていきます。

3.プリント制作...
展示のサイズ・加工方法が決まったら、プリントを制作して行きます。
自分でプリントをするのか、ラボを利用するか。
並べて作品を見せる形になるので、全作品の濃度・色味が揃う様にプリントしましょう

4.ニュースリリース用原稿・写真決定...
積極的に宣伝しましょう。
雑誌はおおむね発売日の1ヶ月半前に原稿締切となります。
それまでに展示告知用の写真を選び、簡単な説明用の原稿を書きましょう。
くれぐれも忘れずに締切に間に合わせましょう。

5.DM制作...
知り合いへの告知・近隣ギャラリーに置いてもらう等します。
開催1ヶ月前には印刷を済ませ告知を開始しましょう。
自分でデザインし印刷所に発注する方法、ギャラリーにお任せする方法があります。

6.キャプション・挨拶ボード制作...
展示会場に掲示するものです。
ハレパネを使い、自分で手作りされる方がほとんどです。

7.芳名帳・名刺等の準備...
芳名帳は来場された方がご記帳するノートです。
何人くらい来たかの目安、展示終了後の挨拶状を送る時に必要になります。
Web等で作品を発表しているのでしたら、URL等の書かれた名刺を準備しておきましょう。
展示終了後も繋がりが持てるかもしれません。
他にもポートフォリオ・感想ノート・販売用の作品集・ポストカード等を用意する作家もいます。

8.設営...
搬入日に作品を搬入し、設営となります。
搬入は車を使い自分で行う、宅配便等の運送会社を利用する、等の方法があります。
搬入日にきちんと届く様に手配・準備しましょう。
設営は時間がかかります、展示レイアウトは事前にしっかりとイメージしておきしょう。
レイアウト図等を作っておくと捗ります。